総量規制対象外のカードローンは審査に時間がかかる

改正貸金業法が完全施行されてから年数が経過したにも関わらず、多重債務者による自己破産件数が増加に転じたことが報道されています。消費者金融や信販会社は、貸金業法により総量規制が導入されて、貸付上限額が年収の1/3以内に固定されている状況です。

一方、総量規制対象外として知られる銀行や信用金庫のカードローンは、総量規制に抵触している多重債務者が新たに借り入れ可能な受け皿となっており、結果的に多重債務者を再び増やす原因となったわけです。そこで、銀行カードローンでは即日審査を2018年から停止して、慎重な審査を行うという自主規制を開始しています。銀行カードローン事業を縮小したくないという考え方から、自主規制により過剰貸付を抑止する狙いがあるわけです。